大晦日に元世界王者・比嘉大吾と戦った前WBOアジア太平洋バンタム級王者のストロング小林佑樹(六島)が引退を発表した。
公式ブログで、「悔いはありません」と心境を書いている。

「20歳でプロデビューして今年で30歳。20代のほとんどをボクシングに夢中になり、沢山のことを経験させてもらいました。前へ前進のファイトスタイルでディフェンスも上手くないのでたくさん怪我もしました。タイトル戦をやりだしたここ数戦は試合にむけての練習を妥協なくやりきりました」
「海外で試合すること3度目 初めて勝つことができたマレーシア戦は1番嬉しかった試合です!その後の東洋タイトルでは4度倒され判定負け。試合後は鼻も折れてすごい顔になりました この東洋タイトル戦から朝昼晩の3部練習をやりだしました。かなりハードで心身ともに鍛えられました。特に心を鍛えれたと思います」
「大晦日のラストファイト 結果は惨敗。世界のベルトを巻いた比嘉大吾選手と戦って世界レベルを体感しました。もう一度、この試合を受ける前に戻ったとしても はやりこの試合に挑んでいると思います」

小林は16勝(9KO)9敗、29歳。11年に八尾ジムからデビュー、六島ジムに移籍後の15年の東洋太平洋挑戦は、山本隆寛に2回KO負け。18年にマレーシアのパッキャオ興行に出て実質アウェーの空気の中、フィリピン選手にKO勝ちしたが、翌戦での東洋王座決定戦は3位・栗原慶太に敗北。19年、再起戦でベン・マナンクィルからWBOアジア王座奪取。15位・コ・キチャンに防衛後、比嘉との試合を引き受けたが5回KO負けだった。マレーシアでの試合を生観戦できたのはラッキーだった。なにしろ観客の多くが現地在住のフィリピン人。少数の日本人客の声援を受けて11勝1敗の相手を4回TKO。当然、僕も「小林~」と何度も叫んだ試合だったが、本人が一瞬、感極まった表情をしたのがいまも忘れられない。アマキャリアもない根性型のファイターが最後、誰もが憧れる大晦日の舞台に立ったというのは、彼がボクシングで学んだという「自分に負けないで諦めず、努力し続ける」の立派な結果だったとも思う。(片岡亮)
■限定版■マレーシア パッキャオ興行で見たもの聞いたもの(画像40枚)
コメント
まあET会長さんのジムで、波乱万丈色んな事があったでしょうが(悶笑、
栗原戦でも何度ダウンしても、立ち上がって崩れることなく向かっていくという、
きっちり練習してる真面目な人間性が垣間見えて好感が持てたものですが。
だからこそ比嘉ゴン戦は、
元世界王者が相手で、地上波でほぼライブタイムで中継ありと、
まさにボク人生をかけるのに相応しい大チャンスが来て、そしてあの完敗と・・・・
でもそれで本人としては、
ボクサーとして悔いなくやり切れて、納得して引退できるんだとすれば、
それはそれで立派で充実したボク人生だったんだろうなと言うことで、
ストロングお疲れ!!
ボクシングで学んだ、自分に負けずに諦めずに努力するということで、
第2の人生もガンバレ☆
宇弓 #LkZag.iM
2021/01/21 編集返信良いモノも持っていた選手ですが、個人的には申し訳ないけど何かのタイトルに届くとは思って居ませんでした。其れに限れば本人の努力と併せて枝川氏のプロモート努力も相当貢献したんだろうなと思います。
コレからの人生も頑張って下さい。
ローカル #TaqcLhgs
2021/01/21 編集返信ヘビー級の道徳劇 #-
2021/01/21 編集返信銀行さんは当時から怪しんでましたし…
ローカル #TaqcLhgs
2021/01/21 編集返信ジャム #-
2021/01/21 編集返信