無敗の元世界王者で、ミドル級に階級を上げてWBC&WBOで1位にいるハイメ・ムンギア(メキシコ)は、契約プロモーターのフェルナンド・ベルトラン氏が、IBF王者・ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との対戦を交渉中だと明かしているが、その実現度については口を濁している。

※写真提供DAZN
「我々は交渉中です。かなり進んでいるとまでは言えません。実現するパーセンテージについては、どんな交渉でもこっちに不利になる可能性があるんでね」
ムンギアの共同プロモーターである、ゴールデン・ボーイ・プロモーションズは、5月8日に予定されるサウル・カネロ・アルバレスの試合と競合しないよう日程の調整もあるとしている。ムンギアは36勝(29KO)無敗、24歳。WBOスーパーウェルター級王座5度防衛後、ミドル級に転向し、2戦を勝利している。一方、IBF王者ゴロフキン(41勝(36KO)1敗1分)は、カネロ戦の敗北から3連勝中で前回12月に初防衛。クリス・ユーバンクなど対戦に名乗りを上げている選手も多く、そのひとりが村田諒太でもある。ただ、パンデミック中では日本に渡航する選択は可能性が低く、住んでいるアメリカでの試合が前提になっている。
一方、村田に対しては、元世界王者のWBA5位・セルヒオ・マルチネス(スペイン)が「年内に村田挑戦」を公言している。現在、4月の次戦4月に向けて動いており、45歳ながら目標は村田ひとり。メディアに、「村田戦の目標は変わらない」としている。
「改善を続けて、リングでの経験を積む必要があります。タイトル獲得する準備ができたとき、村田がチャンピオンでいるかは分からないですが、4月の次は、6~8月に戦って、勝ち進めば自分の立場が自覚できるでしょう。重要なことはタイトルを獲るチャンスがあると自信を持つこと。その時にチャンピオンが誰か、です。トレーナーには、もう少し休むように言われましたが、最初は緩く、少しずつ激しくやって上手にトレーニングしています。僕は自分が何をしなきゃいけないか分かっています。シャドーとサンドバッグをやって、ミットやスパーリングは必要があるまでやらないようにしてます」
現状、日本は緊急事態宣言で外国人の入国を止めているため、国際戦をするには海外に出る以外に選択肢がないが、新型コロナウイルスの状況次第で4月以降のスケジュールの見通しが出てくるだろう。(片岡亮)
コメント
フランチャイズ返上、スーパーそのままでも不思議ではなかった。
村田は運がいい。
ジャーマル・PBCはバカにされてるんだから怒るべし。
kaiスタイガ #-
2021/01/19 編集返信たくまや #-
2021/01/19 編集返信霊絡通路 #-
2021/01/19 編集返信「今年2月にも計画があり、結果的に予定は流れたが昨年12月から本格トレーニングを重ね、「いいスパーリングができている」。本田会長も「一戦挟んで9月が勝負」と、防衛戦後にIBF世界同級王者のゲンナジー・ゴロフキン(38)=カザフスタン=との統一戦を見据えた」
ということは1年のブランクの後いきなりではなく、1戦挟むようだ。その相手は・・・?
山 マサ #ziwa4Zsw
2021/01/19 編集返信血の滲む努力 #-
2021/01/19 編集返信井上岳に追い込まれたのは事実だし、まだ無理というのは同感。
ただ若いのでやり直しはきく。それを踏まえての挑戦のような・・・
ただ記事にもある通り、実現は不透明。米国での知名度は当然村田よりムンギアだが、村田がスーパーなので、ゴロフキンにとってのメリットは断然村田だろう。
山 マサ #ziwa4Zsw
2021/01/20 編集返信となると、ミドル級のユーバンクJrも正規に昇格させて、条件としてマルチネスと闘え、なんてこともあるかもしれない。スーパー王者村田とやりたい二人にしてみれば不満かも(勿論、想像だw)
山 マサ #ziwa4Zsw
2021/01/20 編集返信ぽかすのはもう勘弁だし
村田自身も「負けないこと」とコメントしたり、より一層心構えはあると感じるが
しじみ習慣 #Df18dLdU
2021/01/22 編集返信