2・13米・インディゴ(DAZN)
▼IBF世界Sフェザー級タイトルマッチ 12回戦
王者・ジョセフ・ディアス(米国) ×
▼WBO世界Sウェルター級タイトルマッチ 12回戦
王者・パトリック・テイシェイラ(ブラジル) × 1位・ブライアン・カスターニョ(アルゼンチン)
▼WBO世界女子ミニマム級タイトルマッチ 10回戦
王者・多田悦子(真正) × WBAフライ級暫定王者・シニエサ・エストラーダ(米国)

ディアスに挑戦予定の1位・シャフカット・ラキモフ(ロシア)は、新型コロナウイルスの検査陽性、試合は欠場となる。ラキモフは、ハリウッドのフレディ・ローチのジムで練習していた。ディアスの試合はどうなるかは現時点で不明。(片岡亮)
12月のWBO女子王座決定戦で、宮尾綾香を下し王者に返り咲いた多田悦子が、初防衛戦をアメリカで行なう話が伝えられている。2月13日、ゴールデンボーイ主催のダブル世界戦とともに行なわれるという。相手はWBA暫定王者の無敗・エストラーダ。正式発表されたわけではないが、決まれば日本のファンにとっても注目したい一戦。
多田は20勝(7KO)3敗3分、39歳。08年プロデビュー、翌年にWBA王座獲得し、WBC王者・富樫直美とのドローを含む9度防衛の長期政権を築いたが13年に陥落、相手のアナベル・オルティスとはリマッチも判定負けだった。15年にIBF決定戦で3位・カレリー・ロペスに判定勝ちしたが、マカオでの初防衛戦でカイ・ゾンジュに判定負け。19年、江畑佳代子からWBO王座を奪ったが、防衛なく返上。これは同僚の佐伯霞に王座決定戦をやらせるためというヒンシュクのベルト譲渡だったが、その佐伯が出産返上。同じ王座を宮尾と争って一度はドローだったが、前回KOで取り返した。39歳にして充実の現役レジェンドとなっている。過去、有力外国人選手に負けているため、アメリカでの試合が決まれば勝負の試合となる。
相手エストラーダは19勝(8KO)無敗、28歳。11年にプロ転向、ライトフライ級のWBCシルバー王座2度防衛を経て、19年のWBAフライ級暫定王座決定戦で7勝無敗のオリンピアンに勝利。前回7月はWBCシルバー王座3度目の防衛戦で5勝無敗の相手に初回わずか7秒でKO勝ち。しかし、これは相手の技量がかなり低く、ひどいマッチメイクではないかと非難が集まった。ここで実力者・多田との試合に出るのは潔い決断だが、ミニマム級までウエイトを落とせるのかという不安がある。(片岡亮)1/9
2月13日の米ダブル世界戦、DAZN中継が正式決定。メインは入札回避されたIBFスーパーフェザー級王者・ディアスの指名戦、当初は2月20日に予定されていたもの。同時開催が主催者ゴールデン・ボーイが42.7万ドル落札のWBOスーパーウェルター級戦。王者テイシェイラが75%取り分で初防衛戦となる。
ディアスは31勝(15KO)1敗、28歳。ロンドン五輪出場を経て、プロでは後のWBA王者アンドリュー・カンシオを下しているが、18年、WBCフェザー級1位王者・ゲイリー・ラッセルJr.には判定負け。翌戦でWBA王者ヘスス・M・ロハスにも体重超過での勝利という失態だった。その後、階級を上げてのWBAゴールド王座決定戦で、5位・フレディ・フォンセカをTKO。今年1月、IBF王者・テビン・ファーマーに小差判定勝ちした。
挑戦者ラキモフはドーピング疑惑があった選手。15勝(12KO)無敗の26歳。タジキスタン出身のアマエリート、プロでは17年にIBO王座決定戦に勝利。元世界ランカーのロビンソン・カスティジャノスらに3度防衛した。尾川堅一が「マッチメイク上の違反行為」によって出場権を失ったIBF挑戦者決定戦に出て、昨年9月に4位・アジンガ・フジレをKO。試合後、宿泊先から筋肉増強剤と見られる薬物のボトルや注射器などが発見されたが、陣営は「ロードワーク用のサプリ」と言い張り、IBFによる4カ月間の調査で「証拠不十分」となって指名挑戦権を得た。
ディアス 「ラキモフは世界上位の優れたファイター。世界獲得を熱望していることは知ってますが、こっちもタイトルを守るための意欲は最高です。相手が僕に影響を与える可能性のあるものは何もないです。DAZNでの初メイン、世界に名前売ります。人生いろいろ浮き沈みあったのに夢を応援してくれた家族のためにも勝ちます」
ラキモフ 「長い間このチャンスを待っていたんです。勝つために全力を尽くします!」
テイシェイラ×カスターニョは、1年以上前に指示された指名試合で、当初4月25日に開催予定だったところ、新型コロナウイルスの問題で延期に。その後、テイシェイラがビザ問題でアメリカに渡航できない問題で、王座剥奪の危機もあった。当初は2月6日の予定だったが、日程ズラしてカップリング開催に。
王者は31勝(22KO)1敗、30歳。15年からはアメリカを主戦場にしており、IBF4位だった16年、元ランカーのカーティス・スティーブンス(ゴロフキン、エンダムに敗北)に2回TKO負けしたが、そこから5連勝。昨年11月の暫定王座決定戦で1位・カルロス・アダメスに勝ち、その後に正規昇格した。
カスターニョは16勝(12KO)1分、31歳。ロンドン五輪出場後にプロデビュー。15年からアメリカのリングに出て、翌年に9位のエマヌエル・デ・ヘススとWBA暫定王座決定戦に勝利。2位のミシェル・ソロに防衛後、正規昇格。12位・セドリック・ビトゥ、2位・エリスランディ・ララ(ドロー)に防衛、昨年のV4戦でソロと再戦予定だったが、相手がドーピング検査を拒否しての敵地開催だったことで王座返上して試合を拒んだ。前回は昨年11月、28勝4敗の相手に5回TKO勝ち。(片岡亮)12/19
コメント
>▼IBF世界Sフェザー級タイトルマッチ 12回戦
王者・ジョセフ・ディアス(米国) × 1位・シャフカット・ラキモフ(ロシア)
尾川×フジエが進まないようなら、最上位尾川が次期OC?。
>▼WBO世界Sウェルター級タイトルマッチ 12回戦
王者・パトリック・テイシェイラ(ブラジル) × 1位・ブライアン・カスターニョ(アルゼンチン)
勝者に2位ティム・テューが対戦したがってる。
ジャーメルはIBF指名試合濃厚。
kaiスタイガ #-
2020/12/19 編集返信なお昨年試合なし藤岡「今年は試合やります」、ホントかよ笑。
>7勝無敗のオリンピアン
エスパーザ、復帰戦で無敗を破りWBC F級1位。WBA3位。
こちらは藤岡戦可能性あるか?。
なおWBA F級1位バービー妹がWBC SF級王者へ。
kaiスタイガ #-
2021/01/09 編集返信それ以外の試合だとWBOスーパーウェルター級王座戦は現在8位に井上岳が居るのでこの試合の勝者に挑む事にならば面白そうなんですがね。
B.B #-
2021/01/10 編集返信ラキモフを除けば尾川が最上位3位だが、挑決がこじれてた相手フジエが
突然のランク外。
TMの結果次第だが、尾川に新たな挑決指令がない限り
尾川が次期OC濃厚。
kaiスタイガ #-
2021/01/13 編集返信尾川がいくしかないな笑。
kaiスタイガ #-
2021/01/15 編集返信一瞬のマ夏 #-
2021/01/15 編集返信IBF指名試合現在。
AJ済。
ブリーディズの相手、新OC?オペタイア。未定。
ベテル×ファンロン、コロナで保留。
プラント、次戦も指名試合決定。
トリプルG済。
ジャーメル×Murtazaliev、未定。
スペンス×アブドゥ弟、未定。
テイラー済。
テオ×カンボソス交渉中。
ジョジョ×ラキモフ、決定から一転コロナで保留。→再決定。
ウォーリントン×ギャラハドⅡ、リマッチになるが未定。IBF一旦返上も視野。
MJ×岩佐、内々定。OC?はてっしー。
尚弥×ダスマリ、内定。
アンカ延期。
ムラザネ×ママ、延期か保留か。
フェリックス済。
タドゥラン×クアトロ?未定。
kaiスタイガ #-
2021/01/20 編集返信かなりディアス×ラキモフは好カードだったんですが、残念
ろしあん #-
2021/01/21 編集返信>今年急遽ビッグマッチが決まりそうです。
決まり次第報告します!
残るWBC狙いから一転、WBO防衛戦もやる気満々。さてどうなる?。
IBFは葉月が、30日に挑戦。
kaiスタイガ #-
2021/01/22 編集返信バルデスとの予想は競合してるが
ろしあん #-
2021/01/22 編集返信王座を8年!保持してるおなじみアナベル戦に方針転換、
多田戦は一旦消滅へ。
kaiスタイガ #-
2021/01/28 編集返信ろしあん #-
2021/01/28 編集返信