■訃報■元世界王者エルネスト・マルセル死去、観戦者たちの証言を再掲載

 1971年に愛媛県松山市でWBC世界フェザー級王者・柴田国明に挑戦してドローだった元世界王者・エルネスト・マルセル氏(パナマ)が合併症により死去。翌年、WBA王座獲得し、スパイダー根本らに4度防衛、40勝(23KO)4敗2分、74年のアレクシス・アルゲリョに判定勝ちした試合がラストマッチ。チャンピオンのまま引退していた。72歳。

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 往年の元選手の訃報は数多いが、記事を書く余裕があれば、取り上げるかどうかは過去コメントを検索して決める。マルセル氏についてはこんなコメントが過去あった。(順不同)

「(柴田戦について)TVの生中継で(TBSだったと思うが)判定がコールされる前に放送終了時間が迫り、解説陣の採点では柴田断然不利の状況。そのとき画面に「マルセル王座奪取!!」(文句は正確でないかもしれないが)とスーパーがドカーンと現われ、放送終了。(実況もマルセル勝利と伝えていたような。)ところが数分後、次のドラマ番組かなんかの放送中に「柴田対マルセル戦は引き分けで柴田選手の防衛成功。」ってなテロップが突然闖入?! 別にTBSを非難しているわけじゃなく昔はこんなこともあったってことです」(無記名)

「根本重光(スパイダー根本)さんは、エルネスト・マルセルに挑戦が決まっていた金鉉(韓国)にノンタイトル戦で判定勝ちして
王座挑戦権をゲット、1973年9月にマルセルに挑戦してます。(中略)要するにきちんとしたプロセスで世界に挑むならば文句はないわけで…」(ロイド・ジョージさん)

「柴田はマルセルのリードにやられっぱなしで目の上切ってぽろぽろでしたけど果敢に突っ込んで、その勇気に感動したマルセルが帰国後生まれた子供にシバタと名づけたのが美談になってましたけどね」(ローカルさん)

「過去五指に入る酷い地元判定世界戦 ゲバラvs木村、渡嘉敷vsマデラ、鬼塚vs林、柴田国明VSエルネスト・マルセル、亀田興毅vsランダエタ1」(石寺操縦士さん)



「疑惑の世界戦 判定 1位 ゲバラvs木村 2位 鬼塚vs林 3位 渡嘉敷vsマデラ1 4位 柴田国明VSエルネスト・マルセル 5位 亀田興毅vsランダエタ1」(拳論大好きさん)

「柴田×エルネスト・マルセル。リングアナがテレビ局に嫌がらせをして、リングコールを長々とやり、挙げ句の果てに、時間内に収まらず、勝手に柴田の負けと放送。しかし出た判定は1-1のドローだった」(トクメイさん)

「判定で揉めた世界戦といえば、柴田国明vsエルネスト・マルセル 小熊(大熊)正二vsミゲル・カント(第1戦) 中島成雄vsイラリオ・サパタ(第1戦) 渡辺二郎vsパヤオ・プーンタラット(第1戦) など、きわどい試合が多かったんですが、昨日の村田の試合みたいなひどい判定は記憶がないですね」(ロイド・ジョージさん)

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 そして、こぶしの論さんは「1971年夏の、フェザー級のWBA世界ランキング」を転載。その中にマルセルの名がある。「どうですか?この充実ぶり。西城はこの年の9月、1位ゴメスの挑戦を受けて5回KO負け。3年間守ったベルトに別れを告げましたが、当時の王者たちは、こうした顔ぶれの中から、嫌でも挑戦者を選ぶほかなかった」と書いていた。

C.西城正三(協栄)
1位アントニオ・ゴメス(ベネズエラ) 
2位エデル・ジョフレ(ブラジル)
3位ホセ・レグラ(スペイン)
4位柴田国明(ヨネクラ/WBC王者)
5位ロベルト・デュラン(パナマ)
6位フランキー・クロフォード(米)
7位ゴドフリー・スティーブンス(チリ)
8位ビセンテ・サルディバル(メキシコ)
9位エルネスト・マルセル(パナマ)
10位ホセ・アメカ(アルゼンチン)

 コメントはこれが一部。処理の都合でいま記事ごと非公開となっているが、いずれ拳論の過去記事は順次、公開していこうかと思っている。投稿者の話も一つ一つが興味深いボクシング史の証言だ。合掌。(片岡亮)

コメント

コメント(5)  
[ 649383 ]  
柴田マルセルはフジテレビですね。

みーまん  #-

2020/06/30 編集返信
[ 649395 ]  No title
この映像見るとレフリーが先にマルセルを指さしてるので勝ちとテロップ流しても仕方がないかなと思います。マルセルの勝ちな内容でしたし

とみぃ(本物)  #5r6MUCOI

2020/06/30 編集返信
[ 649402 ]  
柴田マルセル…私は当時小学上級生、、あの頃はパナマって言うと、くにゃくにゃよける手足の長いのってイメージ、、アマヤもいたよな。山中氏とやったモレノもこの系統で、デュランだけは例外ですね。マルセルとデュランの試合もつべで観れますが、何であそこで止めたのか?の結末。それ位デュランは人気者だったと言う事かな。
今つべで見ればこの人デフェンスの天才ってはっきり解ります。残念だけどこれで柴田さんの引き分けはないです。
放送時間が無くて結果判らず親父が怒ってたって当時の記憶だったんですが、今見ると両方の手を挙げてるのにマルセルの勝ちとテロップ出たから"どっちや⁈"って親父は怒ってたみたいですな。そんな親父も先日鬼籍に入ってしまい、昭和はまさに遠く成りにけり…マルセルさん、ご冥福をお祈り致します。

ローカル  #TaqcLhgs

2020/06/30 編集返信
[ 649424 ]  
昔、招聘されて日本人王者に挑戦となるとジャッジすべてが日本人ですから、理不尽な判定も多かったでしょうネェ。
柴田は海外タイトル奪取を2回、2階級制覇してますから、もっとリスペクトされて然るべき王者ですが。
とにかく今では考えられない、さまざまな地方会場で世界戦が開催されていた事実から、70年代のボクシングが国民的行事だったことが伺い知れると思います。

名無し名人  #-

2020/06/30 編集返信
[ 649466 ]  
生で観た人もほとんどいなくなっているのでは。

‏関西のジム会長です。  #-

2020/07/01 編集返信
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