世界3位・マキシム・ダダシェフ、意識戻らず死去

 中谷正義がメインに出場した7月19日の米・オクソンヒル興行、試合後に倒れたIBF世界スーパーライト級3位・マキシム・ダダシェフ(ロシア)の死亡が伝えられた。ダダシェフはIBF挑戦者決定戦に出場したが、8位・スブリエル・マティアス(プエルトリコ)に11回終了TKO負け。試合後に嘔吐し、自力で立てなくなり救急搬送されたが、回復しなかった。

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 ダダシェフは13勝(11KO)1敗、28歳。ロシア・ナショナル・チームのメンバーとしてアマで活躍、アマチュア側のプロ興行でも試合経験を積み、16年にアメリカでプロデビューした。昨年、元WBA世界ライト級王者ダーレイス・ペレスに勝って北米王者となり、元WBC王者のアントニオ・デマルコ(リナレスに勝利)に防衛。今年3月にリッキー・シスムンド(=原田門戸)にKO勝ち。世界挑戦に大手をかける挑戦者決定戦のチャンスをつかんだが、試合はラウンドが進むにつれ動きが鈍くなり、緩いガードの上をかなり叩かれてはいた。果敢に戦っていたが、11回終了時にはかなり朦朧としており、セコンドのジェームス・マクガート氏が棄権の指示表示。このときすでにダダシェフは危ない状態に陥っていたと思われる。搬送直後、「硬膜下血腫だが、容体は安定している」との話が伝えられたものの、昏睡状態から意識は戻らなかったようだ。最後の戦いは決して勝負を投げ出さず立派だったが、ボクシングの最も避けたい負の側面を避けられなかった。とても悲しい。(片岡亮)

 対戦相手だったマティアス 「夢や目標に向かっているとき、誰も死を覚悟してはいません。家族の幸せなどをいろいろなものを背負ってリングにたどり着いていることも考えずに、単にリングに上がっています。偉大な選手が天に召され、神様だけがその理由を知っています。あなたはいつまでも僕の尊敬する人です。マキシム・ダダシェフ、安らかに」

 p。s。ロシアボクシング連盟のウマール・クレムレフ事務局長は、この事故死を調査する意向を伝えている。「何が起こったのか真実を知る必要がある。私は何らか人的要因か違反があったと見ている」とした。
  • コメント 9

コメント

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No title

これってセコンドの責任だと思う。もちろんレフリーもあるけど。セコンド陣は試合後に責任逃れのために自分たちを正当化しようとしてた。最後のラウンドで、ダダシェフは立ち上がる元気もなかったのに、セコンド陣の態度はダダシェフの体を心配してそうな素振りは無かったように見えたし。

  • [615071]  2019.07.24
  •  名乗れない人 #amXlFcx2

現地で見ました。

悲しすぎます。
この試合をリングサイドで見ていた時は、6回くらいまでは、両者互角。
7回からは、明らかにマティアス優勢に進んでいました。

しかし、はっきり言ってメインの中谷・ロペスに比較すると、技術レベルも低く、これで勝ったほうがジョシュ・テイラーとやるなんて、レベル違い過ぎでしょ、と思って見てました。

8,9回とマティアスが攻めましたが、10回はマティアスが疲れて、ダダシェフが反撃し、すこし面白くなったかな・・・と見てました。
そして、11回はまたマティアスの一方的なペースで、12回を前にしてダダシェフが棄権したのは、正しい判断と思ったのですが。

次の中谷戦が気になって、ダダシェフがどんな状態でリングを降りたのかは、見ていません。リングに担架が来たのか、否かも分かりません。

しかし、この試合のあと約40分時間が空いて、Pウイテカーの10カウントゴングが鳴らされたものの、ずいぶん間延びした印象を持ちました。舞台裏は、大変な状態だったのですね。結局、中谷の試合のゴングが鳴ったのは午後11時50分でした。

  • [615073]  2019.07.24
  •  いつも現地観戦します #-

No title

この試合は最後の10、11Rだけでちゃんと見ておらず、最後のインターバルでもうダダシェフは頑張っていたけどやめた方がいいなと思った。インタビューはトレーナーが代わりにしていたし、ダダシェフの退場風景がかなりダメージを負ってたんでこれは大事にならなければいいと思ったんですが。脳内出血の事故って今回のように全くの意識不明状態でもなく、一応意識があって反応はできてたけど、だんだんと身体がいうこときかなくなるんだなと思いました。結構心配していたので、最悪の結果になって残念です。

  • [615075]  2019.07.24
  •  カリメロ #-

最後のコーナーでの様子は明らかに異常でした。
表情を見ていて、不謹慎ですが、ああ、これはやばい、と思いました。

安定していると聞いて少しほっとしていましたが…

残念です。

  • [615076]  2019.07.24
  •  きっかけは町田 #-

No title

11ラウンドのインターバルで、口に含んだ水をそのまま下に口からこぼしているのを見て、やばいんじゃないか?と思ったら、、、

10ラウンド終了時点で棄権していれば、、、
ただ、ダダシェフも死力を尽くして、よく打ち返していた。

御冥福をお祈りします。

  • [615080]  2019.07.24
  •  daisuke #-

スリラー・イン・マニラ

セコンドに責任を押し付けるほどのタイミングではなかったように思いますが・・・
それでも結果的には、
「セコンドがもう少し早く止めてあげれば」
となるんでしょうね。

こういう事例を聞くたびに、アリvsフレイジャー第3戦での、エディ・ファッチの英断が思い起こされます。

  • [615084]  2019.07.24
  •  haglar1holy #-

No title

セコンドの責任は大きいですよ。いつも選手と接しているんだから、表情とか喋り方で、いつもと違う変だなと分かるはず。井上とやったロドリゲスも、もう無理だと表情で意思表示してるのにセコンドが立て立て!って言ってたみたいですし。あの時点で止めてあげてたら余計なダメージは負わずにすんだ

  • [615089]  2019.07.24
  •  名乗れない人 #tHX44QXM

No title

判断難しいと思います。10Rまでは本当に良く戦ってましたから。結果的にここで終われたら良かったんだろうけどその段階では止めないと危ないと言う風でも無かった様に思います。11R打たれ過ぎたんでこの判断で正しかった様に思ったんだが。。途中でタオル投げようにもダウンも無かったので。。本当ににわかだけどファンだったので本当に悲しすぎる><

  • [615100]  2019.07.24
  •  名乗れない人 #-

No title

結果だけ見て大上段から意見いうのは簡単だけどいつも接していたからこそ悲しみや自分自身への失望も大きいというのを想像してあげて欲しい。誰もこんな悲しいことを望んでないよ。

> 「われわれが携わっているのがどういうスポーツなのか、改めて気づかされた」「トレーニングではすべてうまくいっていて、何も問題はなかった。今は頭がおかしくなりそうだ。何か他にやりようがあったんじゃないかとね。しかしすべて順調だったんだ」

  • [615105]  2019.07.24
  •  名乗れない人 #-

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