王者エニス、プロモーター死去で訴訟!100万ドル求める

 IBF世界ウェルター級王者、ジャロン・エニス(米国)が所属のプロモーション、NOWボクシングに契約解除と、100万ドル以上の損害賠償を求めて裁判を起こした。

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 NOWボクシングは、代表のキャメロン・ダンキン氏が1月に67歳で死去したばかり。この訃報にはエニスの父親でトレーナーのデレク氏も、「選手の扱い方を心得ていた素晴らしい人」と語っていたが、ビジネス的には不満足だったようだ。エニスは19年に4年契約、前半2年は年4試合、後半2年は年3試合という話だったという。合計14試合というわけだが、実際には前半5試合、後半3試合で契約中8試合だった。現在はダンキン氏の妻だったケリー氏が運営者だが、エニス側は「彼女には実務経験がなく、昨年7月の試合からオファーもない」として、プロモーションの運営能力を批判している。


 契約には、エニスがメジャータイトルを獲得した場合、NOWが契約を延長できることになっていたため4年契約は現在、自動延長された状態にあるようだ。エニスは31勝(28KO)無敗、昨年に暫定王座を獲得して1度防衛後、テレンス・クロフォードの返上により正規王者に昇格している。

 クロフォードやブラッドリー、ドネアらのマネージャーとして知られたキャメロン・ダンキン氏の死去で、おそらくエニスは将来性を感じずマネジメント移籍をスムーズにしたいということだろう。今後、未亡人ケリー氏がこれにどう応じるかによるかもしれない。それにしても、恩人が亡くなったら即、訴訟など、アメリカのビジネスは日本で考えられないほど温情を挟まずドライである。

 昔の話になるが、僕がアメリカ商社で仕事していたときも、多くの日系企業がこれに戸惑って日系企業同士の取引を望む傾向が見られた。逆に言うと、英語圏ではストレートに損得の話だけをしやすいため、話が早いということもある。よく中国企業との取引で、良くも悪くもズバズバ物言うのが苦手という話も聞かれるが、これも僕にはかなりアメリカに近いスタイルに見え、シンプルでストレートなだけではないかと思う。一口に中国人といっても様なのだが、スピーディーに話が進む傾向はアメリカとそっくりだ。マレーシアでも、中華系が相手だと話が早く、マレー系やインド系だとゆっくりという感じがある。(片岡亮)

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