12・9米・ペンブロークパインズ(ESPN)
▼WBO世界フェザー級タイトルマッチ 12回戦
王者・ロベイシー・ラミレス(キューバ) × 11位・ラファエル・エスピノサ(メキシコ)
▼10回戦
WBO・Sウェルター級2位・ザンダー・サヤス(プエルトリコ) × ホルヘ・フォルテア(スペイン)

正式発表。前座で予定されていたキーショーン・デービスとホセ・ペドラサの10回戦は、デービスの前回の試合のマリファナ陽性による停止処分で消滅。セミは、17勝(11KO)無敗のサヤスが出場。相手フォルテアは24勝(9KO)3敗1分の元スペイン王者。
メインのタイトルマッチ、挑戦者はノーランカーだったが11位に急造ランクイン。(片岡亮)
ラミレス 「多くのキューバ人にとってマイアミは重要な拠点、スペイン語が通じて、僕らの文化が尊重され、街の活気を通じて祖国を思い出します。プロになってからずっとマイアミの近くで戦いたいと思っていました。キューバ人の応援が見られることを願っています」
エスピノサ 「人生最大のチャンスが来ました。これを無駄にはしません。偉大なチャンピオンと対戦できて嬉しいです。歴史に残る試合をします」
当初11月の米・タホで予定されていたラミレスの防衛戦は、12月のフロリダ開催となった。「アメリカで一番住みたい都市」にも挙げられるペンブロークパインズで行なわれる。
前座では、東京五輪銀メダリストで、世界7にランクのデービス(10勝(6KO))が、元2階級世界王者ペドラサと、ハードルを上げた一戦。7月はWBO9位・フランチェスコ・パテラに完勝していたが、前回10月14日のナヒル・オルブライト戦は苦戦2-0勝利だった。ライト級トップの一角に入れるかどうか重要なテストマッチだ。
ペドラサは29勝(14KO)5敗、18年にロマチェンコに敗れてWBOライト級王座から陥落後、数名の有力選手に勝っていたが、ここ3戦は強豪相手に白星なし。スーパーライト級の元世界王者ホセ・ラミレスに判定負け、元IBFライト級王者のリチャード・コミーとドロー、そして前回2月は無敗のWBOスーパーライト級4位・アーノルド・バルボサに小差判定負けだった。ここで若手の踏み台になりたくないであろう。(片岡亮)10/26
清水聡を下したWBOフェザー級王者のラミレスは、次戦でノーランクの無敗エスピノサと戦うと見られる。コミッションの認可を待って発表となる。
ラミレスは13勝(8KO)1敗、サウスポーの29歳。ロンドン五輪フライ級、リオ五輪バンタム級で金メダル、後者では後の世界王者ムロジョン・アフマダリエフ、シャクール・スティーブンソンにも勝った。プロでは19年のデビュー戦で黒星だったが、その後は連勝で、4月の王座決定戦で、元世界王者の1位・アイザック・ドッグボーにダウンを奪って大差の判定勝ち。7月の初防衛戦は、日本で12位・清水をフルマークで5回TKOのワンサイド。中継の解説は強打主体で出たラミレスを、「無計画にペースを上げている」という見方をしていたが、清水のボディを外して疲れる試合はしておらず、相手が読みにくい動きから距離をモノにする独特の動きからのヒットを続けていた。最後はアッパー連打でダウンを奪い、追撃ラッシュでストップさせた。ヒット数は100(44%)、清水22(11%)と大差があった。
エスピノサは21勝(18KO)の29歳、清水より高い185センチの長身ハードパンチャー。名のある相手とはやってきてないでの世界挑戦、前回7月は、12勝6敗のタンザニア選手を2回KO、ここ5戦は3ラウンド以内の決着。(片岡亮)
コメント
プロスペのエスピノサを
ロベイシに当てるか。
kaiスタイガ #-
2023/09/21 編集返信カリメロ #-
2023/09/21 編集返信プレデター #-
2023/09/22 編集返信最近は178センチのミニマム、180センチ超えのバンタム〜フェザーなど、国内でも破格の長身選手が増えてきた印象があり、よくそこまで落とせるな〜と毎度感心しています。
あ #JqSTiXUY
2023/09/30 編集返信カリメロ #-
2023/10/26 編集返信何したのかは自分が英語よくわからないので以下ソースにて各自ご判断ください。
https://boxing-social.com/news/keyshawn-davis-suspended-for-3-months/
にわかです #OU101MPw
2023/10/27 編集返信カリメロ #-
2023/10/28 編集返信最近は?徐々にラウンド数が増えてましたからねぇ。
アマチュアでは、銀メダリストながら☆80勝1KO13敗!?
K8augPj6 #K8augPj6
2023/10/28 編集返信キーションにミソが付いたのは本当に残念ですよね。
B.B #-
2023/10/28 編集返信