リナレス、再起戦にガルシア戦を希望！「絶好のタイミング」

　元３階級世界王者のホルヘ・リナレス（帝拳）は、スーパーライト級に上げて再起するライアン・ガルシア（米国）と対戦に意欲を見せている。



　２１年にＷＢＡライト級王者・デビン・ヘイニーに敗れた後、ロシアで２度敗戦で３連敗中のリナレスだが、公開されている激しい練習の様子などからは試合への意欲を強く感じさせている。４７勝（２９ＫO）８敗、ベネズエラ出身の３７歳。１８年にロマチェンコに負けてから世界王座を手にしていないが、タイトルより選手、人気選手のガルシアについて、「お互いに負けて再起する者同士、試合をする絶好のタイミング」としている。

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　ガルシア（２３勝（１９ＫO）１敗）は、ビッグマウスの中でリナレスに勝てると言ったことが何度もあったが、これにリナレスが感情的な返答をしたことはなかった。４月にジェルボンタ・デービスに敗れ、知名度のわりにいまだ正規の世界王座を手にしていない選手だが、何しろ人気があるため他の選手から対戦の呼びかけは多い。リナレスは、「ガルシアは優れた才能があるけど、試合中にプランを持つことができないですね。スーパーライト級の選手たちと素晴らしい試合をしたいと思っているので、ガルシアとやるのにベストのタイミング」とリナレス。自身もライト級からスーパーライト級に上げることになるが、希望どおり試合が実現するか。（片岡亮）