6・9米・マイアミ(PPV)
▼10回戦
エイドリアン・ブローナー(米国) 3-0 ビル・ハッチンソン(米国)
※100-90、99-91、99-91
ギレルモ・リゴンドー(キューバ) 7回TKO チャーリー・クレメンテ(プエルトリコ)
6・9米・ヴェローナ「SHOBOX」(SHOWTIME)
▼IBF北米Lヘビー級王座決定戦 10回戦
アリ・イズマイロフ(ロシア) 3-0 チャールズ・フォスター(米国)
※95-94、96-93、96-93
▼10回戦
ファン・カリージョ(コロンビア) 2-0 リチャード・ヴァンシクレン(米国)
6・8米・ロサンゼルス「GOLDEN BOY FIGHT NIGHT」(DAZN)
▼10回戦
マヌエル・フローレス(米国) × ウォルター・サンティバネス(米国)
※100-90、99-91、99-91

ブローナーはリング中央に陣取り、初回から相手に入りに合わせてジャブから左ボディ、効いた様子の相手にボディラッシュ。ハッチンソンはこのラウンドをしのいで、手を出しながら飛び込みフックを狙うがブローナーの安定した回転力とディフェンスにペースを握れず、ガードの堅いブローナーが細かくコンパクトなヒットを重ねた。倒すチャンスを伺いながらのブローナーは堅実、8回、再びボディで下がった相手にも追撃はしっかりヒットするものだけを打っており、マイペースに優勢をキープした。さすがに終盤はもっと攻めてほしかったが。
前座、リゴンドーは一定距離をとる相手に涼しい顔したまま左ストレート一発で悶絶させて勝利。(片岡亮)

SHOWTIMEのメイン、ライトヘビー級の無敗対決。前に出たのはイズマイロフ、フォスターはリーチを生かしたサウスポーでロングジャブ、接近戦は避けてクリンチ。イズマイロフも前に出ながらのジャブは当たっており、5回、コーナーに詰めて右ストレートでダウンを奪った。フォスターはクリンチが増えたが、イズマイロフは畳みかけるタイプでもないためフォスターもジャブで立て直し。打って離れるとイズマイロフも攻めあぐねていた。小差で勝ったイズマイロフだが、ポーカーフェイスで無表情のままだった。(片岡亮)

8日のロス興行、メインはスーパーバンタム級の15勝(11KO)無敗、マニー・フローレスが登場。相手は11勝(2KO)2敗、サウスポー同士。パワフルにボディ、アッパーの連打を打ってくる小柄な相手に、足は使わず浅いジャブで応戦。ブロックはしても相手の強打が目立つ展開、ラウンドを重ねるごとにサンティバネスのヒット数が伸びていき、フローレスのファンから悲鳴が上がった。フローレスはジャブから先の決定打が弱く、きれいに決まるのは単発の右ボディ程度。戦績ほどの強さを見せられないまま後半へ。

サンティバネスはペース配分で待ちの時間も入れているが、フローレスは激しく出て行けず。当然、結果はサンティバネスの大差の番狂わせ。ヒット数は、フローレス135(20%)に対し、サンティバネス281(43%)。フローレスは期待ハズレに終わった。(片岡亮)
ブローナー 「エイドリアン・ブローナーと言えば何かヤバい奴って感じだけど、ドン・キングと合体したことがマジ、ヤバい。過去なんてどうでもいい。俺はドン・キングの下でまた世界チャンピオンになる。デカい仕事になるぞ。でも、まず最初にビリー、ビリー・ハッチンソンを始末しなきゃな。相手は本業が弁護士だって、そんなのに負けるぐらいなら死んだ方がマシよ。試合が終わったら俺の弁護士になれよ。さあ本番が始まるぜ」
ハッチンソン 「僕は弁護士資格を持っています。でも、それ以前にファイターです。試合後に弁護士の仕事のオファーをもらえたのは光栄ですけど、でも、リング上では敵です。全力で頭を吹っ飛ばしに行きます」
リゴンドーの相手は、12勝(5KO)の無敗クレメンテに決定。6回戦までしか戦ったことがなく、アメリカ初登場。(片岡亮)


元2階級世界王者のリゴンドーは、ドン・キング・プロモーションズ主催の6月興行への出場を発表した。退屈なファイトスタイルで不人気のリゴンドー(21勝(14KO)3敗)は、21年にWBOバンタム級王者のジョンリエル・カシメロに挑戦も、超消極的な試合で判定負け。またファンの不評を買ってしまい、さらに昨年はWBO10位・ビンセント・アストロラビオにもダウンを奪われ判定負け。その後、目を負傷する事故もあり、2月に1年ぶりの再起戦でコロンビア選手に初回KO勝利したが、42歳という年齢からも期待感は低いままだ。五輪メダリストで、かつてはノニト・ドネアを下したテクニシャンとして知られ、日本でも天笠尚を下したことがあった。今回の相手はまだ発表されていないが、PPVイベントでも注目度はさほど高くなさそう。(片岡亮)5/11
元4階級王者のブローナーは34勝(24KO)4敗1分、33歳。数々の犯罪を起こして巨額賠償を求められたり、異性とのトラブルも多々。アル中を告白して休養したり、新興ネット局のBLKと契約したかと思ったら、試合もないまま解除。大手のプロモーターも契約に前向きでない中、近年はすっかりインディーズ化している大物プロモーター、91歳のドン・キング氏と新たに組んで、その初戦が6月に決まった。19年にマニー・パッキャオに敗れた後、21年2月に無敗選手相手の再起戦を勝利、それ以来の試合となる。
相手のハッチンソンは20勝(9KO)2敗4分、16年から10連勝しているが、8回戦までの経験しかないスーパーライト級の無名選手。昨年1月に6回戦で勝利して以来の試合。本業は弁護士。土曜日に正式発表される見込み。(片岡亮)4/22
コメント
何歳なん?
犬食いて~
クレイジー金 #-
2023/04/22 編集返信ハイ延期!中止!?w。
kaiスタイガ #-
2023/04/22 編集返信ちなみにドン・キングは8月で92歳になるみたいでボブ・アラムも12月で92歳になるらしいのでこのままお互い100歳まで生きたら「ドンは100歳、ボブも100歳。」と呼ばれる事になるかもしれませんねw
B.B #-
2023/04/22 編集返信か #9fn0MV6o
2023/04/23 編集返信さんさん #6lDO9PAM
2023/05/11 編集返信リゴはドネア戦後の何故かパーティ一に呼ばれない冷遇ぶりといい、取り巻きなど何か問題があるんですかね?
亡命したキューバ人選手は亡命業者や契約など、問題を抱えているとも何かの記事で見ました。
本当の強さって何ですか #-
2023/05/11 編集返信最初のダウンした後に加撃された事に対してなのかな?
その後、カシメロをバックギア全開で翻弄したのはある意味貴重な試合で 途中で笑って挑発していたのは面白かったですが、
試合が終わってリングでカシメロ陣営に挨拶行ったら、こっちに来るなと手で払われてましたね(^-^;
井上尚弥は
『 分かっていてももらうパンチ。 リゴンドーが本当集中して仕上げたら、触れる選手は少ないと思う』
と言ってましたね。
本当の強さって何ですか #-
2023/05/11 編集返信B.B #-
2023/05/11 編集返信リアル志那虎一城と言われた神ディフェンスのリゴンドーが全勝の無配ホープと対戦!
クレメンテは伝説の男を超えられるのか?
渡部篤郎最強 #-
2023/06/02 編集返信無配×無敗〇であった
渡部篤郎最強 #-
2023/06/02 編集返信本当の強さって何ですか #M0Gv5u3s
2023/06/02 編集返信本人も、分かったということです。
少し前に流行っていた、終わった選手がエキジビジョンをやって小金を稼ぐのと同じで、
終わってなければ出来ないこと。
あや #-
2023/06/03 編集返信じゅにあ #-
2023/06/03 編集返信万が一世界TMが、再びできて
億が一勝ってしまったら
「初防衛戦?じゃあ2年後に」
って本気でなりそうで怖いよーw。
kaiスタイガ #-
2023/06/03 編集返信そうなるなら日本でまた見てみたい感じもしますが悲しい感じもしてしまいますね。
B.B #-
2023/06/03 編集返信若手の踏み台の役なのか、現役を続けることでスポンサーなどの恩恵があるのか、はたまた再びトップ狙って井上尚弥との対戦もありえるのか?!
卓越した防御技術と試合スタイルだけに、打たれたダメージでの劣化は少ないだろう。 もういっそSバンタム周辺での最年長王者記録をモチべーションにして狙って欲しい!
本当の強さって何ですか #-
2023/06/03 編集返信FITE日本ライブ配信。ちなみにPPV約¥3500。
kaiスタイガ #-
2023/06/09 編集返信超久しぶりにカクカクが酷く
断念。どうやら一部のコンテンツのみそうなってるみたい。
明日は治ってればいいが。
kaiスタイガ #-
2023/06/10 編集返信パッキャオ「その通りだ」
マネー・パッキャオ #-
2023/06/12 編集返信か #9fn0MV6o
2023/06/12 編集返信